[102]証券市場の紹介(2)-ジャスダックー

ジャスダックとは、株式会社東京証券取引所が運営する日本の株式市場です。

そもそもは日本証券業協会が管理監督する「店頭有価証券市場」として、証券取引所市場とは別の市場として位置づけられていました。

その後、大阪証券取引所との経営統合を経て、現在は東京証券取引所の管理下に置かれています。

【上場審査基準】

(形式要件)

  • 株券等の分布状況(上場時見込み)
    • 公募又は売出し株式数が1,000単位又は上場株式数の10%いずれか多い株式数以上
    • 株主数 200人以上
  • 流通株式時価総額(上場時見込み) 5億円以上
  • 純資産の額(上場時見込み) 2億円以上
  • 利益の額又は時価総額(利益の額については、連結経常利益金額に少数株主損益を加減)
    • 次のa又はbに適合すること
      • (a)最近1年間の利益の額が1億円以上であること
      • (b)時価総額が50億円以上
  • 虚偽記載又は不適正意見等
    • 「上場申請のための有価証券報告書」に添付される監査報告書(最近1年間を除く)において、「無限定適正」又は「除外事項を付した限定付適正」
    • 「上場申請のための有価証券報告書」に添付される監査報告書等(最近1年間) において、「無限定適正」
    • 上記監査報告書又は 四半期レビュー報告書に係る財務諸表等が記載又は参照される有価証券報告書等に「虚偽記載」なし
    • 新規上場申請に係る株券等が国内の他の金融商品取引所に上場されている場合にあっては、次の(a)及び(b)に該当するものでないこと
      • (a)最近1年間の内部統制報告書に「評価結果を表明できない」旨の記載
      • (b)最近1年間の内部統制監査報告書に「意見の表明をしない」旨の記載
  • 上場会社監査事務所による監査
    • 上場会社監査事務所の監査を受けていること
  • 株式事務代行機関の設置
    • 東京証券取引所(以下「東証」という)の承認する株式事務代行機関に委託しているか、又は当該株式事務代行機関から株式事務を受託する旨の内諾を得ていること
  • 単元株式数及び株券の種類
  • 単元株式数が、100株となる見込みのあること
  • 新規上場申請に係る株券等が、次のいずれかであること
    • 議決権付株式を1種類のみ発行している会社における当該議決権付株式
    • 複数の種類の議決権付株式を発行している会社において、経済的利益を受ける権利の価額等が他のいずれかの種類の議決権付株式よりも高い種類の議決権付株式
    • 無議決権株式
  • 株式の譲渡制限
    • 新規上場申請に係る株式の譲渡につき制限を行っていないこと又は上場の時までに制限を行わないこととなる見込みのあること
  • 指定振替機関における取扱い
    • 指定振替機関 の振替業における 取扱いの対象であること又は取扱いの対象となる見込みのあること

(上場審査の内容)

  • 企業の存続性
    • 事業活動の存続に支障を来す状況にないこと
  • 健全な企業統治及び有効な内部管理体制の確立
    • 企業規模に応じた企業統治及び内部管理体制が確立し、有効に機能していること
  • 企業行動の信頼性
    • 市場を混乱させる企業行動を起こす見込みのないこと
  • 企業内容等の開示の適正性
    • 企業内容等の開示を適正に行うことができる状況にあること
  • その他公益又は投資者保護の観点から東証が必要と認める事項

(日本取引所グループHPより)

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