[150]起業前後にすべきPDCA

PDCAサイクルは、事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ。

Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善します。

 

起業においても、PDCAサイクルを回すことは非常に重要です。

なぜなら、多くの場合は起業後に何らかの修正を余儀なくされるからです。

 

PDCAの定義とは;

  1. Plan(計画):従来の実績や将来の予測などをもとにして業務計画を作成する。
  2. Do(実行):計画に沿って業務を行う。
  3. Check(評価):業務の実施が計画に沿っているかどうかを評価する。
  4. Act(改善):実施が計画に沿っていない部分を調べて改善をする。

起業の場合のPDCAのポイントをご説明します。

  1. PLANのポイント
    起業の際のPLANは、事業計画書です。事業計画書では「差別性」「実現可能性」「収益性」の3つを兼ね備えたビジネスを構築します。
  2. DOのポイント
    事業を開始した当初は売上も思ったようには立たず、PLANで立てたビジネスプランが通用するのかしないのかがわからなくなると思います。
    DOの際には、常に「反応」を意識してください。具体的には、①数字、②ユーザーの声、③内部スタッフにとっての「仕事のしやすさ」。
  3. CHECKのポイント
    1. 定量分析
      1. 収益計画とのギャップ(売上、費用)
      2. アクセス数
      3. コンバージョン率
    2. 定性分析
      1. ユーザーの反応
      2. リピート率の推移
    3. 内部分析
      1. スタッフのモチベーション
      2. 事業オペレーション
    4. チェックポイント
      1. ターゲット
        1. ターゲットは合っているか
        2. 他のターゲットはいないか
        3. 予想外のターゲット顧客はいるか。なぜその人たちが買うのか
      2. 課題
        1. そもそもターゲットにとってそれが本当に課題なのか
        2. 課題レベルは想定通りか
        3. 他に重要な課題はないか
      3. 解決策
        1. ターゲットの抱える課題を本当に解決できているか
        2. 他に解決策はないか
        3. 解決しているレベルは?(〇%の課題を解決)
  4. ACTIONのポイント
    1. 小さい修正 ⇒   「効率化」「ユーザー満足度の向上」
    2. 大きい修正 ⇒   新たな「PLAN」=ピボット

PCDAサイクルを成功させるには、

(1)細かなCHECK→ACTIONを繰り返す

(2)「中の人(スタッフ)」を重要視する

(3)軸をぶらさない。「そもそも何のためにそのビジネスをするのか」「何を顧客に提供するのか」

 

「もっとよくするにはどうすればいいか」

この視点でPDCAを回していってくださいね。

 

関連記事

コメントは利用できません。

注目記事

  1. M&Aのプロセスではターゲット選定が非常に重要です。事業シナジーをできる限り明確に期待できる…
  2. コミュニケーションには、バーバルとノンバーバルがあります。バーバルは言葉によるコミュニケーションです…
  3. 【基本原則5】 上場会社は、その持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資するため、株主総会の…
  4. 1.銀行口座開設について 近年、銀行口座の開設にあたっての審査が厳しくなっているという話をよく…
  5. 人手が足りないときに社員を雇う。これは通常の企業活動です。 一方で、経営が厳しくなってきたとき…
ページ上部へ戻る